意外にわかっていない事 #5
今回はブレーキキャリパー編。
四角い消しゴムを横に倒して机の上を滑らせてみます。ただ滑らすだけではなくて、軽く押し付けながらやってみて下さい。すると進む側の縁が強く引き摺られませんか?
同じ事がブレーキパッドとディスクローターの間でも起きます。
通常のフロントフォーク後方にキャリパーがあるタイプの場合、パッドではなくディスクが動くので、パッドが傾き後方側の縁(エッジ)が強く擦られます。(セルフサーボ効果と言います)
パッドの面取りをすると効きが穏やかになるのはこの為です。
この事に対応したのが異径ピストンのキャリパーで、片側2Pや対向4Pの場合強く擦られる後方が小径、相対的に当りが弱くなる前方に大径ピストンを使い押し付ける力を加減しているのです。

対向6Pになるとパッドが極端に前後に長くなり傾きにくくなる為、事情が変わる様ですが。
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これをを逆手にとったのが4P独立パッド型。bremboのBigキャリパー以降増えたタイプです。

通常キャリパーあたりパッドは2枚ですが、半分の大きさのパッドをピストンあたり1枚づつ使っています。
そうするとパッドの枚数分セルフサーボが効くので、通常タイプと比べて急激にブレーキが効くようになります。
ですので急に効く様な素材のパッドは避けなければいけませんし、定期的に面取り等をしてあげないとディスクが傷んだり、引き摺りをおこす原因になります。
どんな物にもメリットとデメリットがあるって言う事で。
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コメント
なるほど~
闇雲にでかくすればいいってもんじゃないんですね?
パッドピンなんかも「錆びるから」といってステンなどに換えると硬すぎて今度はパッドの方が削れてガタが出るらしいですねえ・・・。。人聞きですが。。
ああ、バイク用のパッドグリス、鳴き防止のものを4輪には使用できませんです?BMWが鳴くので付けたのですが・・・鳴きやまず・・・。
あ、私、密かに・・・ルーチェに乗ってました、7年前に。。エアサスつきの。。
投稿 下級士官 | 2008.04.22 16:18
下級士官さん、どうもです。
パッドピンは固着するよりガタの方が良い気がしますねぇ。
ブレーキ鳴きは永遠のテーマですね。グリスは使えると思いますよ?
パッドの裏金の横の面とかも見て当たった痕があったらソコにも軽く塗ってみて下さい。
あとはパッドの角を落とすとか、スリットを入れるとか。
ちなみに85年式ぐらいまでのルーチェはパッドにペースト状の接着剤が塗ってあって、
付属のトルエンで溶かしてキャリパー側に貼付けていました。
投稿 オイカワヒロシ | 2008.04.24 01:03