意外にわかっていない事 #4
今回は操作系のホースについて。
前回のラジエターホースと同じくブレーキやクラッチのホースも膨れます。
ブレーキの場合、強く握り(踏み)込まなくても効くブレーキを備えてしまえば、あまり問題が出ない様な気もします。
しかし運転に必要なのは勝手に止まるブレーキでななくて、必要な分だけ効き、必要が無くなれば効かなくなるブレーキです。
先ず、ブレーキをかけるとキャリパー(シリンダー)からピストンが飛び出し、行き止まるとブレーキ液が行き場を失いその分ホースが膨らみます。
次にブレーキの効き具合をみて指(足)の力を加減します。力を加える時はそのままですが、力を抜いた時にはどうなるでしょう?
ブレーキを軽くかけた後の場合、ピストンを押し出す力が抜けてブレーキの効きが弱くなります。
ところが強くかけた時は、その分ホースも膨らんでいてホース内に液が溜っています。少し位力を抜いてもその分ホースが元に戻ろうとし、ピストンを押す力となります。実際に押し出される程では無いのでしょうが戻りが悪くなるのは間違いありません。キャリパーの剛性が足りない時も同じようにキャリパーのたわみが無くなるまで戻りが悪くなります。これでは思うようにブレーキを使えません。
人は不思議な物で、自由に効きを加減出来ないブレーキだとフルブレーキも不安になるみたいです。
ブレーキを姿勢変化に積極的に利用するオートバイの場合、ブレーキホースを変えたりキャリパーを良い物にすると運転が上手くなるのはこんな理由でしょうね。
クラッチホースも同じ理由でクラッチを切る時より、繋ぐ時に効果を感じます。
手入れが出来ているワイヤー式にはかないませんが。
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