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2008.02.08

いろいろ変わります

油冷会の方でも話題に出ていましたが、ヘッドライトの光軸に関する規制が緩和されます。
元々ヘッドライトはハイビームが基本で、対向車が眩しく無いようにすれ違う時だけロービームに切り替えるモノでした。(この為ヘッドライトはハイビーム基準で法律が決まっています)
やがて車が増えて、殆どの場合ロービームがメインで使われるようになったので、10年位前の車両からはロービームで光軸の点検をするようになりました。

当然、ハイビームの時とは基準が違うのでテスターを交換する必要があるのですが、
1.陸運局の検査ライン(現・自動車検査独立行政法人)ですらロービーム対応のテスターを導入している所は少ない
2.車両の生産日で新旧の方法を選択するのだが現場で生産日を確認する手段が無い
3.あくまでも検査方法が変わっただけなのでメーカーが設計変更をしてまで対応させる事は無い
等々の理由で車検の時には旧来のハイビーム用テスターに受かっていれば合格となっていました。

ところが、光の向きを測定するハイビームと比べて、照射範囲で判定するロービームは車種個別の曖昧さがある為、単純に基準範囲の中央付近を狙って調整してしまうとハイビームの時に斜め上を向いてしまう事も少なくありません。
当然のように、整備工場や予備検査場等でロービーム調整をしたのに車検(ハイビーム検査)に受からない車両が続出。

ってなわけで、従来のハイビーム基準で調整した車両でもロービーム検査で受かるように(また、その逆も)合格範囲を広げたってのが今回の変更です。裏を返すとハイ/ローどちらの基準でも合格できるように上手くバランスをとりながら調整しないといけないので、結構厄介かも?

ついでに雨天時のタイヤスリップを考慮したブレーキテストの基準緩和もあったりして、今まであまりなかった「検査の都合による基準緩和」が今後、増えるのかもしれません。

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