SRX#6 : そしてゴリゴリ
クランク端部、キー溝の変形。
場所が場所だけに適当な手直しはききません。熱をかける加工は危険ですし(脆くなる)パテを盛るにも強度の不安があります。ここは思い切ってクランクAss'y交換をすることにしました。金額は覚えていませんが、消耗品も合わせて「ボアアップキットを買うよりは安い」というぐらいの出費だったと思います。(実際に比較計算をしました)
後期型はセルモーター装備以外にもクランクケース内部に改良が施されているらしく(詳細はわすれました・・・)その他の電装系も当然良くなっています。
どうせならこの後期型400ccエンジンを600cc化した方が良いのではないか・・・悪い癖が出てしまいました。この「どうせなら」というのが一番いけません。実行出来るだけにどんどん深みにはまって行きます。
先ず600ccエンジンを降ろし、腰上を分解してチェック。ピストンもシリンダーも問題無さそうです。ちなみに600と400ではヘッドの大きさが違うので、一式で交換しないと使えません。次に後期型400のエンジンを分解し、新品の後期型600cc用クランクを組み込みます。クランクの交換は当然のようにボルトオンなので問題はないのですが、その前に大事な作業が1つあります。
以前ヨシムラからSRX-6ベースの680ccキットが出ていました。注意書きとして「クランクケース加工要」となっていました。どういう事かというと、ピストンが大きすぎてクランクケース側の穴を広げないと入らないと言う事なのです。400に600のシリンダーを入れる時にも同じ理由で加工が必要になります。ケース自体は同じ鋳型から作られているので、シリンダーが入るまで穴を広げてあげれば良い訳です。
400のエンジンを分解し、ケースだけにしてまた仮組みします。ショップだとフライスとかボーリングマシンで加工するのでしょうが、そんな物はないのでひたすらヤスリでゴリゴリ削ります。サインペンでマーキングして、削って、シリンダーを合わせて・・・同じ事を延々と繰り返します。ちなみにこんな大仕事はシーズンオフの冬休みにやっているので、凍死するかと本気で思いました。
<続く>
「想い出のバイク」カテゴリの記事
- SRX#8:400と600の違い(2007.04.10)
- SRX#7 : ドライサンプ(2007.03.20)
- SRX#6 : そしてゴリゴリ(2007.02.14)
- SRX#5 : タダより高い・・・?(2007.02.10)
- SRX#4 : 貰ったのは・・・(2007.02.02)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/122977/13897361
この記事へのトラックバック一覧です: SRX#6 : そしてゴリゴリ:


















コメント
スゲェです・・・
マジでスゲェです。(ある意味男らしい)
手彫りとは。(笑
笑うしかないですよね?
投稿: stool | 2007.02.17 17:14
stoolさん、どうもです。
お体の具合はいかがですか?
ちゃんとアルミ用のヤスリを使えば
意外ときちんと削れるもんですよ。
人様にはお見せ出来ませんが(笑
投稿: オイカワヒロシ | 2007.02.18 00:37