ロータリーとオイル #1
ロータリーが特殊だといっても、基本的には通常の油脂類が使えます。
燃焼室の外側(ローターハウジング&サイドハウジング)に水の通り道があり、この部分は水冷。
燃焼室の内側(ローター、エキセントリックシャフト、ステーショナリギヤ)はエンジンオイルによる冷却、つまり油冷です。したがって、ノンターボでも、通常はあり得ない大きさのオイルクーラーが付いています。一時、水冷式の小型オイルクーラーを使っていた時期もありますが、現在は通常の空冷式。
ちなみにMAZDA主催のパーティレースでもRX-8はオイルクーラーの増設が義務づけられています。
mazdaspeed製となっているのですが、実は輸出仕様用のサブオイルクーラー。最初から付けていてほしいですよ、本当に。RX-8は0W−20も指定オイルになっていますが、低温時の燃費を稼ぐ以外全くメリットがありません。
当然、油温の上がり方もスゴくて空冷PORSCHEか、油冷GSX-Rかというぐらい。国産の方は体感済みです。
それだけであれば、スポーツグレードの固めの物を選べば良いのですが、ロータリーエンジンの場合ローター側からオイルが染み出ないように耐熱性の特殊なオイルシールを使っており、かなりの割合で”100%化学合成油”はこれをふやかしてしまいます。
キャブO/H等でうっかりゴムパッキンに指定外のクリーナーを使って、伸ばしてしまった経験はありませんか?あれがエンジン内部で起きてしまうのです。
にじみ出たオイルは燃焼室で燃やされ、スラッジの素になります。モリブデン等、金属系の添加剤が入っていると効果絶大。シール関係が固着しあっという間に圧縮不良=エンジンO/Hとなります。
と、言う訳でMAZDAでは部分合成油か、鉱物油しか推奨していません。















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